《メルボルン移住計画 第2話》なんでオーストラリアのメルボルンに!?永住権取得は簡単だった!?

こんにちは~四柱推命鑑定講師の豪萃(ごうすい)です。

メルボルンへ移住したきっかけとなる第2話です。彼女(今の奥さん)が移住の話をしたことを全く覚えていないというハプニングにもめげず、「オーストラリアで働こう!」という雑誌を見つけたあと、そこからどんなアクションを取ったのか…

このときに取ったアクションがなかったら「メルボルンへ移住することはなかった」というぐらい、今思えば大事なことだったんだなぁー、と思います!

 

 

ダメもとで履歴書を送っちゃった!

「オーストラリアで働こう!」の求人広告を暇さえあれば食い入るように見る毎日…求人広告に載っている内容を見ても、場所も環境も全く想像もできない…しかも、私自身、全く英語が話せない…

そんな中、とりあえず、日本人が経営しているレストランで、いきなり英語オンリーではなさそうな求人に、直感的に3つ!ダメもとで履歴書を送っちゃいました笑

履歴書を送ったあとは、どうせ返答なんてないだろう…なんて思いながら、心のどこかでもしかしたら?と期待しワクワクしている毎日…1週間が経ち、2週間が過ぎ、そんな日々がどれぐらい続いたでしょう…

なかば諦めていたある日のこと。仕事終わりに後輩と西新宿にある居酒屋へ向かう途中、急にポケットの中の携帯電話がなりました…急いで携帯を握り締め画面を見ると「非通知設定」と表示されている文字が…

恐る恐る電話に出ると…

 

「豪萃さんでしょうか?履歴書送ってくれましたよね?」

 

ごうすい
そうなんです!なんと3つ出した履歴書の1つから連絡があったんです!

 

履歴書はメルボルンに2件、パースに1件出していたのですが、その電話はメルボルンから。今すぐにも働いてほしい!という連絡だったのです!

ただ、じつは、せっかく働いてほしい!という電話だったのに、すぐに「働きます!」とは言えなかったんです…というのも、いろいろ調べていくうちにこんなことがわかってきたからなんです…

 

 

オーストラリアへのビザはどうするの?

メルボルン移住

そうなんです。オーストラリアで働くためにはビザが必要で、その選択肢としては、

  • ワーキングホリデービザ
  • ビジネスビザ
  • 永住ビザ

 

この3つがあり、ビザによってメリット&デメリットがあることがわかってきました。

 

ワーホリ(ワーキングホリデービザ)

メリット デメリット
  • 簡単に取得できる
  • すぐ渡航できる
  • 英語力は関係ない
  • 就労制限がある
  • 有効期間は1年(当時は延長できなかった)
  • 給料が安い
  • 税金が高い
  • 保険がない(自分で入る必要あり)

 

ビジネスビザ

メリット デメリット
  • 給料は良い
  • 長期間滞在できる
  • 英語力はさほど関係ない
  • 取得にはビジネスサポートが必要&時間がかかる
  • ビジネスサポートを切られると帰国する必要がある
  • 税金が高い
  • 保険がない(自分で入る必要あり)

 

永住ビザ

メリット デメリット
  • 給料は良い
  • 永住できる
  • 現地の人と同じ待遇(健康保険、税金など)
  • 就労制限がない
  • 取得には英語スキルが必要
  • 取得までに時間がかかる
  • 取得費用が高い

 

ざっとこんな理解をしていました。そこで、ビザを選ぶ際にDADAが一番気にしていたのが、

 

「途中で帰国するようになることは絶対にイヤ!」

 

ってこと。せっかく、意を決して仕事もやめて海外で働こうとしているのに、有効期限だったり、突然、ビジネスサポートを切られたりして、帰国せざる得ない状態はどうしても避けたかった…

しかも、彼女(今の奥さん)も一緒に連れて行くんだから、路頭に迷うこともさせたくなかった…なので、残った選択肢は一つ!

 

「永住権を取得すること!」

 

ただ、「永住権を取得するぞ〜!」なんて言っても、「ダイエットするぞ〜!」みたいなことを口にするほど簡単な道のりではなく、それはそれは長く暗いトンネルがそこには待っていました…

 

 

オーストラリアの永住権取得?意外と簡単じゃん!?

永住権の取得といっても、何からすれば全くわからず、いろいろ調べてみると「おー人事!おー人事!」で有名な「スタッフサービス」でオーストラリアの永住権取得のサポートを行っている様子…

早速電話し、話を聞いてみると、取得の可能性がありそうだということで面談してくれることに…

 

面談当日、新宿の超高層ビル群の中にある住友ビルへ行き、超高速で上へ上がっていくエレベーターにドキドキしながら、スタッフサービスへと到着。

部屋に通され、担当の方を待っていると、そこに現れた30代後半の男性。この彼が若造の無茶なお願いを一つ一つ聞き入れ、叶えてくれたキーマンの一人。今でもハッキリと覚えている…その彼が私の野望を一通り聞いた後に言った最初の一言…

 

担当の彼
英語の試験さえパスできれば取得できそうですよ!

 

そうなんです。当時、私は料理人として働いていたので、オーストラリアの永住権取得ができる「特殊技能」に該当していた。

得点の積み上げ方式で永住権取得が可能かどうか判断されるため、この「特殊技能」「年齢」「料理人としての経験年数」などの点数を足していくと、あとは「英語の試験」で一定の点数をとることができれば、永住権を取得できる、という話だった。

しかも、彼が言うには、

 

担当の彼
とりあえず、英語の試験を受けてみましょう!そんなに難しくないから、大丈夫!簡単ですよ!

 

とのこと。その試験の名は…

 

「IELTS」

 

今でもその名前を聞くと背筋がゾッとする笑

 

IELTSとは
International English Language Testing System(IELTS, アイエルツ)とは、英語熟練度を測る英語検定の1つで、ケンブリッジ大学英語検定機構、ブリティッシュ・カウンシル(英国文化振興会)、IDP Educationによって協同で運営されている。アカデミック・モジュール(Academic Module、大学や他の高等教育機関への出願のためのテスト)とジェネラル・トレーニング・モジュール(General Training Module、一般的な生活、仕事や、移住関係に関わる英語のテスト)の2種類がある。IELTSの満点は9.0点。

wikipediaより引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/IELTS

 

私が受けた「IELTS」は、このジェネラル・トレーニング・モジュールの試験。リスニング、ライティング、リーディング、スピーキングによるインタビューと4つの試験を受け、全て5.0を超える点数を取れれば、永住権取得をパスできる得点に達するとのこと。

まずは、このIELTSの教材を購入し、その分厚い教材のなかを恐る恐る開いてみると、その内容に愕然…

 

ごうすい
高校の英語の試験とかと違って、問題文も英語なんだけど…笑 正直、どんな問題なのか、何を言っているのかじぇんじぇんわからない笑

 

そりゃそうだ…私の英語力といえば、高校で終わっていて、成績も可もなく不可もなくと言った程度…しかも高校卒業してから6年も経っていて、ギャンブルとお酒を楽しんでいる日々だから、勉学とはかけ離れた状態…

そんな状態でIELTSで十分な点数が取れるのだろうか…ただ、またあのセリフがよぎる…

 

担当の彼
とりあえず、英語の試験を受けてみましょう!そんなに難しくないから、大丈夫!簡単ですよ!

 

ホントに簡単なのか?もしかしたら、テスト自体は難しいけど、5.0の点数は誰でも取れるレベルなのか…そういうことはポジティブに捉える私は、早速、IELTSの申し込みをすることに…

ただ、ここからが先の明かりが見えないトンネルに入り込んだ序章に過ぎなかったのだ…

 

 

 

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