こんにちは、四柱推命鑑定講師の豪萃(ごうすい)です。
セブ島へ移住するにあたって、一番心配なのは住むところじゃないでしょうか?移住したはいいもののホテル暮らしじゃ大変ですからね…
なので、どうやって賃貸物件を探したのか?家賃は?契約するときにやるべきこと?解約するときは?などなど、こんな感じのお話ができればと思います。
どんな方法でセブの物件を探したの?
うちも移住する前にセブの物件を調べてみてはいたけど、ショッピングモールからどれぐらいの距離なのか、安全なエリアなのか、学校から近いのか、とか全然わからないので、現地に入ってから何件か見学してから決めるつもりでした。
セブに不動産系の友人がいたので、その人に物件の見学ツアーをお願いしたんですが…我が家が移住したのが1月…
クリスマスホリデーど真ん中だったセブでは、物件のオーナーがホリデー休暇のため連絡取れなかったりで見せてもらえる物件がほとんどなく、結局、2件だけ見せてもらえることになりました。
そのほかにも、セブポットとかでは物件の情報がたくさん載っているし、ツアーもやってくれるみたいなので、そちらで探すこともできますよ。
ちなみに、完全に個人的な見解ですが、セブに住んでみて安全で良いエリアをいくつか選んでみたのでそちらも下記の記事で確認してみてください!
どんな物件を賃貸できたの?
家族みんなで物件ツアーに行った1件目は、ラホグエリアの「Marco Polo Tower(マルコポーロタワー)」という物件で、マルコポーロホテルに隣接しているプール付きのキレイな高層コンドミニアムでした。
- 2BR(2ベッドルーム)
- Fully Furnished(家具付き)
- プール、ジム付き
- 65000ペソ(約14万円)ぐらい
こんな条件だったと思いますが、家族4人ではちょっと狭く、Fully Furnishedとはいえ、足りない家具も多く、余計なコストがかかりそうだったので断念…
セブの賃貸物件のほとんどがFully Furnishedと呼ばれる家具付きです。日本人にはあまり馴染みのない言葉ですが、移住生活を始めるにあたっては、この家具付き物件はホントに助かります。
ただ、その家具付き物件もピンキリでダイニングテーブルがなかったり、ベットがひとつ足りなかったり…人によって何が必要かは違うと思うので、そこも物件を決める一つの条件になりますね!
で、2件目は同じくラホグエリアの「Citylights Garden(シティライツガーデン)」というこちらも高層コンドミニアでしたが、マルコポーロタワーに比べると、少し古い建物でした。
- 2BR(2ベッドルーム)
- Fully Furnished(家具付き)
- プール、ジム付き
- 75000ペソ(約16万円)ぐらい
こちらの物件は、わざわざオーナーさんが出迎えてくれて、物件の説明をしてくれました。眺めも良かったし、風通しも良く、何よりマルコポーロタワーよりかなり部屋が広く、これには超感動!
しかも、こちらのオーナーさんは日本が大好きらしく、年に何度も日本へ旅行へ行くとのことでした。なので、そんな談笑をしつつ、ちょっと家賃が高いのと、ベッドが一つ足りなかったので交渉開始!
ベッドに関してはシングルベッドを一つ入れてくれるとの快諾を得たものの家賃がなかなか厳しい…そこで!
と聞いてみると…OKが出たので契約成立!早速、次の日に契約書にサイン、現金を山ほど手渡しし手続きを済ませ、掃除をするとのことでその翌日から入居することになりました。
入居当日の朝、オーナー自らホテルまで迎えに来てくれて、山ほどある荷物を部屋まで運んでくれました!しかも部屋に入ってみるとたくさんのマンゴーがテーブルの上に置いてあって、予想外の演出にこれまた感動!
- 1年契約
- 6ヶ月分の家賃を先払い 42万ペソ(約88万円)
- 1ヶ月分の保証金 7万ペソ(約15万円)*何もなければ解約時に返金
- 契約書にサイン
- コンドミニアムの管理費 4000ペソ
- 水道光熱費は次月分から
- インターネットの契約は手配してくれた
物件を契約する前に覚えておくべき5つのこと!
契約年数は1年ぐらいがベスト!
契約年数はどれぐらいなのか、契約する前にちゃんと確認しておきましょう。というのも、最初は、治安とか利便性とかわからないことばかりなので、2年契約とかはやめたほうがいいと思います。
家の前が常に渋滞しているような物件は嫌ですし、夜になると周りがうるさい物件も嫌ですからね…ただ、半年とかは逆に短すぎてオーナーは嫌がるかもしれないので、1年ぐらいがベストだと思いますよ。
保証金はちゃんと返してもらう!
保証金をちゃんと返してもらうコツがあります。もちろん、部屋をキレイにして退出するのは大前提として、入居するタイミングで部屋を隅々までチェックして、気になる箇所があれば写真を撮っておきましょう。
タイルが剥がれていたり、タンスの扉が壊れていたり、家具が傷ついていたり汚れていたり、後々トラブルになりそうな箇所は写真を撮っておけば安心ですからね!我が家は海外で何回か引越ししてますけど、いつもほぼ満額返金してもらえてますよ!
交渉はダメもとでしてみるべし!
日本人って交渉が苦手なイメージがあります…ただ、
家賃を交渉する場合でも、相手がどういう家賃設定をしているかわかりません。もしかしたら、値引きするのが前提で家賃設定をしているかもしれませんからね。
足りない家具があれば、お願いしてみてもいいですし、管理費は家賃込みにできないかとか、是非、交渉してみてください!
騒音に要注意!
セブの交通事情を考えたら、道路から近い距離の物件は避けたいですよね…あのクラクションはヒドイですからね。あと、フィリピン人はとってもカラオケがお好き笑
なので、週末の夜とか近所であちらこちら歌声が聞こえてくることも…これは住んでみないとわからないことでもあるので、致し方ない部分も…
ただ、コンドミニアムの規約でカラオケ禁止のとこもあるので、うるさいのが気になる方はオーナーに確認してみたほうがいいかもですね。うちの物件はコンドミニアムの規約で禁止されていたんですけど、周りがうるさかったので同じだったかも笑
雨で水没する可能性も!
セブで気をつけなきゃいけないことの一つに雨があります。ホントにバケツをひっくり返したように振るときが…セブの排水事情もヒドく、ゴミも詰まっている状態なので、すぐに道路が冠水してしまいます。
自分が住んでいるコンドミニアムの1階が水没するようなエリアかどうか、周りの道路が冠水するかどうか、オーナーに確認しておいたほうがいいと思います。
うちは高台だったので、全くそういう問題はなかったんですけど、冠水なんてしてしまったら、それこそ水が引くまで何日も家から出られない、なんとことにもなりかねないですからね…
実際にセブで賃貸していた物件を紹介します!
我が家が借りた「Citylights Garden(シティライツガーデン)」という物件は、高台に位置しているので眺めもよく、風通しもいいので、割と過ごしやすいエリアでした。
コンドミニアムの周りは交通量も少ないので、通常アヤラモールから車で20分ぐらい、空いていれば10分ぐらいで行ける距離だったので、便利なエリアでもありました。
Citylights Gardenのエリアは、壁で囲まれていて入り口のゲートには24時間警備員が待機していたので、エリア内は治安も良く、一度も怖い思いもしませんでしたよ笑
Citylights Garden(シティライツガーデン)
Citylights GardenはTower1~4まで4つの棟があったので、その敷地面積はかなり広かったと思います。そのエリアには、プール、2つのテニスコート、バスケットコート、公園、ランニングコースがあって、ジム、サウナ、卓球、ビリヤードなどができる建物が別にありました。
リビング
リビングは結構広い!子供たちが走り回っても大丈夫なぐらいでしたからね!何畳かはわかりません笑
部屋からの眺め
部屋はアヤラモールが見える方ではなかったので、山ばかり笑 でも、緑が多くて気持ちよかったですよ!雨上がりにはこんな虹も!
プール
プールは、泳ぐにはちょっと狭いけど、遊ぶにはちょうどいい大きさで子供たちは暇さえあればプールで遊んでましたよ!メンテナンスも行き届いていたので、いつもキレイでした!
ジム
2日に1回ぐらい行ってましたね。この更衣室にはサウナもついていたので、気持ちいい汗をかくことが出来ました!
テニスコート
予約制のテニスコートでしたけど、ほぼいつでもテニスできました笑 ただ、日中は暑いので、夕方ぐらいが涼しくてベストなんですけど、その時間帯は意外と予約が入ってます…
バルコニー
バルコニーも結構広いし、風通しが良いので、座っているだけで気持ちいい!ただ、コンドミニアムの規約でここに洗濯物は干せないので注意。
名前忘れた建物笑
この建物の中で、ジム、ビリヤード、卓球などができますよ。
2階のテラス
ここ2階のテラスにはちょっとした運動器具やブランコ?があって、ここでよく心地よい風を感じてました!
ランニングコース
なかなかエリア外に散歩することができないので、このCitylights Gardenのエリア内のランニングコースで散歩してました!
セキュリティーゲート
コンドミニアムの入り口では、24時間体制でセキュリティが常駐してくれてます。しっかりしたセキュリティゲートなので、かなり安心できますよ。
こんな感じで、このエリア内で子供たちは十分楽しめていたし、部屋も広いのでオススメの物件ですよ!もし、ここに住んでみたい!という方は、ここのオーナーと何人も友人がいるので、ご相談ください!
物件を解約するときは?
物件を解約するときは、1ヶ月か2ヶ月前にオーナーに伝えておけば大丈夫だと思います。うちは、ほぼ帰国する時期が決まっていたので、早めに伝えておきました。
で、大事なことは、Fully Furnishedなので家を出るときに元通りにする必要があります。というのも、子供たちのために家具をあちこちに動かしたり、割ったら困る花瓶や卓上ライトをしまっていたので、全部元の位置に戻しました。
あと、預けた1ヶ月分の保証金をちゃんと返してもらうために、きちんと掃除も徹底し、ほぼ借りた状態で返すようにキレイにしました。
結果、オーナーさんからは「こんなにキレイにしてもらったの初めてだ!だから日本人は好きなんだ!」とも言われ、1ヶ月分の水道光熱費だけ引いてもらって、残りの保証金は全て返してくれました!
まとめ
日本に帰国するときに、いらないものがいろいろ出てくると思うんですけど、売れそうなものは、Facebookで「Cebu売ります!買います!働きます雇います!」っていうグループがあるので、そこで結構売れます。
売れなさそうなものでも、コンドミニアムで働いているフィリピン人にあげたりすると、とっても喜んでくれます。
日本人だったら、小さくなった子供の靴とか、袖が伸びきったり汚れが目立つ子供服は誰かにあげるのも忍びないから捨ててしまいそうですが、フィリピン人にとっては、本人が使わなくても家族もたくさんいるので、誰かが必ず使ってくれます。周りにいる誰かに聞いてあげてみてくださいね!きっと喜んでもらってくれると思いますよ!