こんにちは、四柱推命鑑定講師の豪萃(ごうすい)です。
海外で生活する上で、子供が病気になったりすると、その国の医療はどうなんだろ?って心配になりますよね。特に、フィリピンのような発展途上国なら尚更です…
そんなある日、長男が熱を出し、それがなかなか熱が下がらない…しまいには40℃超えの熱を出し、
「デング熱の疑い!?意識も錯乱!?救急車も出動!?即入院!?」
そんなセブでの驚愕の初体験をお話しします…
長男が39℃超えの熱!デング熱の疑い!?
子供って、ホントによく風邪を引きます。クラスメートに風邪を引いた子がいるとかなり高い確率でもらってきます汗
特に、長男の方は、熱が高めに出る傾向があります。そんなある日、気付いたときには、すでに38℃を超えていて、フィリピンで買った子供用の薬をあげようとしても、甘すぎる!と嫌がりなかなか飲んでくれませんでした…
しかも、食事も喉を通らないようで、なかなか元気にならず、しまいには39℃を超えてきてしまい、さらに、その夜は、熱が高くてうまく寝つけず、泣き叫ぶようなこともありました…フィリピンではデング熱という、ちょっと怖い病気もあるので心配していると…
デング熱は、蚊に刺されることによって感染する疾患です。デング熱は急激な発熱で発症し、発疹、頭痛、骨関節痛、嘔気・嘔吐などの症状が見られます。通常、発症後2~7日で解熱し、発疹は解熱時期に 出現します。
デング熱患者の一部は、まれに重症化してデング出血熱やデングショック症候群を発症することがあり、早期に適切な治療が行われなければ死に至ることがあります。
引用:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000131101.html
とうとう40℃を超え、その日の夜に事件は起きた…意識が錯乱!?
とうとう、夕方の時点で40℃を超え、次の日には病院へ行こうと奥さんと話していたところ、その日の夜に事件はおきてしまいました…
イヤイヤながらも薬をなんとなく飲み、寝ついたのが夜9時ごろ…その数時間後、突然、奥さんが私を呼ぶ声が聞こえました!
長男が寝ている部屋に駆け寄ってみると、長男はベッドに座り込み、昨日のように泣き叫ぶわけでもなく、急に話しかけてきました…
なんと笑顔で手を振りながらハローと英語で話しかけてきたんです!!怖
我が家では日本語が共通語…それをいきなり英語でハローなんて言われたら…背筋が凍りつきました…長男は高熱で完全に意識が錯乱している様子…
救急車の電話番号もわからなかったので、すぐさまエレベーターに飛び乗り、1階で常駐しているコンシェルジェにお願いして救急車を呼んでもらうことに!
そして、部屋に戻ってみると、長男は我を取り戻したみたいで、ベッドで横になっていました。
その姿を見て少しホッとしていると、救急車を呼んでくれたコンシェルジェが部屋に来てくれて、唐突に質問してきました…その質問に奥さんと二人で唖然…
セブで初の救急車!驚愕の質問に唖然!?
救急車を呼ぶようにお願いしたコンシェルジェが慌てて部屋に入ってきて、唐突に質問してきました…
高熱が続き、デング熱の疑いもあったので、もちろん、すぐ救急車を呼んでもらいました汗
夫婦二人でこの質問に唖然…確かに、払えない人もいるとは思うけどお金があるかどうかを先に質問されるとは…
夜中だったこともあり、10分で救急車がロビーに到着。救急隊員が車椅子で部屋まで来てくれて、普通のワゴンにサイレンが付いたぐらいの救急車?に長男と奥さんが乗り込み、チョンワホスピタルまで搬送してくれました!
そして、その1時間後ぐらいに奥さんから電話があり、普通だったら30分ぐらいかかる道のりを空いていたから10分ぐらいで病院に到着。
降りるとすぐに救急隊員にお金を払ったそうです汗 お金の回収スピードが早すぎるのはさておき、長男はそのまま入院することに…
セブの病院で入院生活!費用はいくら?日本とのシステムが違いすぎる…
結局、長男は高熱が続き、食事もあまり取っていなかったことで体が衰弱し、入院することになりました。入院当日には、コンシェルジェが我が家かかりつけのジャパニーズヘルプデスクにも電話をかけてくれたみたいで、心配してきてくれました。
夫婦とも英語が話せますけど、さすがに医療英語は聴き慣れない単語もたくさんあるので、ホントにジャパニーズヘルプデスクは助かりますよ!
ただ、今回は、そこまで込み入った話にはならなさそうだったので大丈夫でしたけど、セブにもいくつかジャパニーズヘルプデスクがあるので、下記の記事を参考にしてみてくださいね。
デング熱に関しては、すぐ血液検査をし陰性との結果が出たので一安心!それに合わせて、血液型も調べてもらって、初めて長男の血液型も発覚笑
この血液型の結果を聞いて想像していた血液型と違うのにビックしたのはさておき…2泊入院し、無事退院することができました!
セブでの入院費用は?
セブでの入院費用は、入院初日に1万5000ペソ(約3万2000円)のディポジットをクレジットカードで支払いました。ディポジットする意味もよくわからなかったけど、余ったら退院の時に返金してくれるそうです。
部屋のタイプもいろいろあって、1泊1100ペソ(約2300円)からプレミアムスイートルームだと13800ペソ(約29000円)とかなり高額な部屋まで用意されています。
長男が入院した部屋はプライベートルームのテレビ付きで1泊3000ペソ(約6300円)ぐらいだったと思います。簡易用のベッドも入れてくれて、奥さんも寝泊りできていましたね。
で、部屋も決まり支払いが済んだら、入院スターターキット?笑みたいなものを渡され、中を覗いてみると、
- スプーンとフォーク
- 歯ブラシ
- トイレットペーパー
- コップ
- タオルなどなど
こんな感じものが袋に入っていました。日本だと部屋に常備されているはずのものが個々で渡されるなんてちょっと驚き…
それとテレビ付きの部屋だったので、リモコンを渡され、このリモコンに対しても1000ペソの保証金を支払いました汗 きっと持って帰っちゃう人がいるんでしょうね…
そして、退院の際に精算するために窓口に行ってみると、
「お釣りはなし!ピッタリよ!リモコンの保証金の分だけ返金するわね!」
とのこと…明細書もくれたので見てみると、入院するときに渡されたスターターキットの一つ一つに対しての金額も載ってました…
つまり、トイレットペーパー30ペソ、スプーン15ペソとか値段は忘れましたけどこんな感じ笑 うま〜く計算されていて、合計金額は1万5000ペソほぼピッタリ笑
フィリピン流というか、なんというか…もちろん、たくさんケアしてもらったので、特に異論はないんですけど、だったら追加料金があった方がしっくりきたんですけどね…ピッタリってね笑
まとめ
セブにはたくさんの病院があるんですけど、レベルの違いがあるのも明らか…ただ、どこの病院が良いか悪いかはわからないので、ジャパニーズヘルプデスクでちゃんと確認した方がいいと思いますよ!
うちは、今はないんですけどサイバーゲート内のジャパニーズヘルプデスクにお願いし、その併設しているチョンワホスピタルでお世話になってました。セブでも有名な病院でしたので安心でしたね。
なので、まずはジャパニーズヘルプデスクに電話してみてくださいね。下記の記事は、今、セブにあるジャパニーズヘルプデスクの詳細を書いておいたので、参考にしてみてくださいね!